ウェブカメラ ガジェットレビュー

TinzziフルHD ウェブカメラ レビュー 安価だが綺麗な撮影が可能な1台

NitRo

今回のガジェットレビューは、amazonでウェブカメラランキングの9位(2020年12月現在)に入っていて、価格も4,000円台で入手ができる『Tinzziウェブカメラ』をレビューする。

Tinzziとは聞いたことがないメーカーではあるが、ネットで調査しても詳細が不明、とはいえ売れ筋の9位、カスタマーレビューも星4.7とかなり評価が高い。その実力はどうなのか実際に使用して確認してみた。

Tinzzi ウェブカメラ

 

メーカー『Tinzzi』についてだが、ネットなどで調査するとウェブカメラ以外にも数多くの製品を販売しているのを確認できた、しかしどのような会社かまでの詳細は分からなかった。

このウェブカメラの取扱説明書などには製品番号が記載されておらず、本レビュー記事では『Tinzziウェブカメラ』と表記させていただく。

特 徴

独自技術

HiSiliconチップを搭載、Huaweiのビデオ処理技術により画質がクリアで鮮明、マイクヘッドはシェル素材に密着して組み立てられ、ソフトウェアはサウンドパラメータにゲイン処理を行い通話が明瞭で干渉がない。

高画質カメラ

鮮明で滑らかな1080P高精細画質で表示、鮮やかで臨場感のある映像(1080p/30fps)のストリーミングと録画が可能、Zoom/ Skype/Teams/GogoleMeat /Facebook/LINE/Youtube などの多くのアプリケーションで利用が可能。

内蔵3Dデュアルマイク

3Dデュアルマイクを内蔵しヘッドセットなどの装着がなくても通話が可能、またノイズキャンセリング機能が搭載されており、周囲の雑音をカットして、ビデオチャット中の声も2倍に強化、明瞭な音声でのビデオ通話が楽しめる。

97°広角レンズ

97°の画角撮影ができる広角レンズを搭載、ダイナミックな映像撮影が可能

小形の三脚付属

自由な撮影ポジションを可能にする三脚が標準添付

基本仕様

以下の仕様は取扱説明書に記載されている記述から抜粋した。

画像センサー 1/2.7.2MP
最高画像範囲 1.5-5メートル
レンズ 4.0MM
ビデオ解像度 1920×1080ピクセル
ビデオフレームレート MAX30fps
フォーカス オートフォーカス
外形寸法(幅×高さ×奥行) 98.5×32.3×31mm
質量 約110g

パッケージと付属品

『Tinzziウェブカメラ』は小形パッケージで青と白を基調に全て英語で説明などが印刷されている、ちなみに裏表は全く同じデザインだ。パッケージはシンプルで悪くはないがいかにも海外製品っぽい印象だ。

パッケージを開けて内容を確認すると「ウェブカメラ本体」に「三脚」が簡易的な保護包装されて収められており、パッケージの下部には「取扱説明書」が英語版と日本語版の2種類が入っていた。

日本語の取扱説明書は小型だが大きな文字で記載されているが、設置方法、PCとの接続方法、通話について、など、非常に簡易な説明なので読まなくても問題はなさそう。

カメラ本体をチェック

カメラ・レンズ・マイクの造形

『Tinzziウェブカメラ』は比較的小型な本体でデザインも悪くない、小型モニターでも違和感なく設置できる印象だ。

レンズ部はプライバシーシャッターで覆われおり、「HD」が印刷されたプラスチックパーツを指で右にスライドする事でレンズが露出する。マイクは左右のグリルのようなデザイン箇所左右に内蔵されているようで、よく見るとマイク穴が確認できる。

高級感があるとまでは言えないが質感はまずまずと言ったところか、メーカー名や品番のシールなどが一切ないため無機質な印象を受けた。

カメラ背面側

背面側は多少ケースの厚みはあるがケースが丸みを帯びているのでデザイン的には良好のようだ、正面から見て右側からUSBケーブルが直接出てきているが取り外しはできない。ウェブカメラ製品全般的にカメラ部から直にケーブルが出ているものが多いが設置性などの点でこれが外せると有り難いのだが・・・

とはいえこの製品のケーブルは細身でしなやかなので取り扱いはしやすい。

スタンドと可動域

モニターに固定するためにスタンド部は180°開く一般的な構造で内側にはゴム材が貼ってあるので設置時の傷防止と滑り止めの効果があります。カメラ部は左右に360°回るので斜め方向の調整は十分過ぎるほどですが上下方向の調整はほぼ出来ません。

モニター部に設置した際は左右よりも上下方向に調整するニーズが高いと思うのでこの点はかなりマイナス点になりますね。

モニターに設置せずに机の上などに直に置く場合は、スタンド部で角度調整ができるのでそれほど問題は起きません、また本体のスタンド背面部には三脚穴があるので添付されている三脚を利用すればより柔軟な撮影ポジションを決める事ができます。

添付されているミニ三脚はおまけ程度と考えておくほうが良く、あまり品質が良い物とは言えません、ただ足を伸ばす事もできるので高さ調整が可能はあります。個人的にウェブカメラに高さはそれほど必要ないですし、三脚を置くスペースが必要になるのでこのタイプの三脚は微妙な気がしますが、

とは言え人により設置環境が異なりますし、頻繁に取り外さず決めた位置に常設するのであれば十分かなと思います。

モニター設置

モニター設置した際のルックスは悪くないですが、やはり上下の可動ができないので、ノートPCで液晶を寝かすと自然な撮影ポジションを決めずらいです、ただしクリップ部の角度を調整する事で強引に角度を決める事は可能です。

それとスクリーン部にスタンドクリップも1cmほど干渉するので画面上部が見えなくなるのも残念な点です。数ミリの干渉なら仕方ないですが、『Tinzziウェブカメラ』はクリップが下に長過ぎますね。

デザインも良く、質感もそれほど悪くはありませんが、カメラ部の上下可動域が少ないのが気になるポイントでした。

設定・映像・マイク性能は良い

PC接続

PC・MACなど、USBポートに差し込むだけで使えるプラグアンドプレイです、ドライバーのダウンロード設定などは不要なので接続すればカメラとマイクを認識して利用開始が可能です。また、Skype、Zoom、Facetime、Facebook、YouTube、Line、GogoleMeatなどの主要なビデオソフトウェアでも問題なく利用出来ました。

映像/画質

79°の視野角という事で広めの画角で撮影が可能、広すぎず、狭すぎず、個人的にはちょうどよい画角だと思うが、やはり魚眼レンズのように4辺が多少歪み気味になるので好き嫌いは分かれるところだろう。

オートフォーカスで、露出も自動補正するので、部屋が明るくても暗くても、適正な明るさで撮影してくれるのは良い点、4,000円台のウェブカメラと考えればカメラ性能は良いと言えるだろう。色味は暗所が暗いかな?ぐらいの印象を受けたが、全体的にビビッドで綺麗な映像になるし、映像のカクつきもない。

欠点は近接撮影時にフォーカスが合わず文字などがぼやけてしまう点、とは言え総合的には綺麗に撮れるカメラだと思う。

マイク

マイクは本体左右にデュアルで内蔵されているが、ステレオ収音しているわけではなく、効率の良いマイクを自動で切り替えているようだ、またノイズキャンセリング機能も内蔵されているので、生活音などのゲインを低下させて音声を明瞭化していると思われる。

実際に動画撮影をして録画した映像の音を確認したが、音声は明瞭でクリアーに録音されていた。ビデオ通話などのコミュニケーションという事であれ十分な性能を発揮しているので万人に不満はでないレベルではないかと思います。

総合評価

Tinzziウェブカメラに関する総合的な評価とまとめだが・・・ 映像・マイクの集音能力については、価格を考えれば非常に優秀、一般的なウェブカメラの利用、ビデオ通話・会議などでは十分な性能を発揮する。こだわる人は利用するアプリケーション側で画質補正をおこなう事でより良くなるし、マイクはこだわるので専用マイクを利用すれば良い。

欠点はカメラの上下角度調整ができない事とクリップ部のスクリーン干渉だ。この欠点がなければコストパフォマンスの点でかなり優秀なウェブカメラになっていたので残念な点だ。

とはいえ、4,000円で手に入るウェブカメラとしては性能が優秀なので、欠点を理解した上で購入するのであれば悪くない選択になりそうだ。

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