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『Beelink GTR5』レビュー | ゲーミングやクリエイティブ用途にも適した高性能ミニデスクトップPC

レイ(管理人)

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新型コロナウイルスの影響により、最近では自宅で仕事や授業を行う人々が増えてきた。

テレワークやリモートワークにおいて作業を効率的に進めるためには、性能の高いデスクトップPCを用意しておきたいところだ。

また、中にはゲーミングやクリエイティブ作業など、プライベートな用途でも使用したい方もいるだろう。

しかし大型のデスクトップPCは場所(スペース)をとってしまい、またコストも高いため、中々手を出しづらいと考えている方も多いと思う。

そこで今回は、コンパクトかつ軽量な手のひらサイズの筐体サイズに対して、本格的な作業からゲーミングまで幅広い用途に対応できる高性能ミニデスクトップPCBeelink GTR5について紹介したいと思う。

AMD Ryzen 9 5900HX搭載のパワフルなパフォーマンス

今回紹介する『Beelink GTR5』は、168×120×39 mm、約680 gという非常にコンパクトな筐体サイズにもかかわらず、AMD Ryzen 9 5900HX搭載のパワフルなパフォーマンスを発揮する小型デスクトップPCだ。

当初はIndiegogoでクラウドファンディングが実施され、16GB RAM+500GB SSD、32GB+500GB、64GB+1TBモデルが用意されていた。

現在(記事執筆時点)では、32GB RAM + 500GB SSDモデルをAmazon等より購入可能となっている。価格は税込11万円前後

今回のレビューでは32GB RAM + 500GB SSDモデルを使用している。

ブランド Beelink
モデル名 GTR5
OS Windows 11 Home 64bit
CPU Ryzen 9 5900HX
GPU Radeon Graphics
RAM DDR4-3200 SO-DIMM 16GB/32GB/64GB
ストレージ 500GB/1TB PCIe SSD
インターフェース USB Type-C×1、USB 3.0 Type-A×3、USB 2.0×2、DisplayPort×1、HDMI×1、有線LAN×2、3.5mmオーディオジャック×1
本体サイズ 168×120×39 mm
本体重量 約680 g

168×120×39 mm、約680gというコンパクトかつ軽量な筐体サイズとなっており、付属の金具を利用してモニター裏などへ取り付けたり、カバンに入れて外出先へ持ち運ぶ用途にも対応可能だ。

▼幅広い場面での利用が可能。

CPUにはRyzen 9 5900HXを採用。ノーマルモデルではRAMを32GB搭載するなど充実したスペック構成となっており、リモートワークやテレワーク仕事はもちろん、画像・動画編集やホームページ制作といったクリエイティブな用途にも適している。

そしてグラフィック処理にはRadeon Graphicsを用いており、ゲーミングに関してもある程度安定したパフォーマンスを発揮する。

▼公式が掲載している主要タイトルのFPSテスト値。重めのゲームタイトルでも比較的高いFPSを記録している。

そして小型な筐体には豊富なインターフェースが搭載されており、幅広い外部機器との接続に対応できる。

▼HDMIポートとディスプレイポート(DP)、およびType-Cポートを併用することで、3画面同時出力を行うことも可能だ。

有線LANポートを2つ備えるほか、Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2の通信規格にも対応。

▼筐体内部にはM.2スロットが1基分確保されており、SATA接続型のSSD・HDDを増設することも可能。メモリはSO-DIMMが2スロット空いており、最大64GBまで増設可能だ。

このように、手のひらに載るほどコンパクトな筐体サイズに対して、通常のタワー型デスクトップPCにも劣らない優れた性能を発揮するミニデスクトップPCとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • PC本体
  • 電源ケーブル&アダプタ
  • ユーザーマニュアル
  • HDMIケーブル(100cm)
  • HDMIケーブル(20cm)
  • 壁掛け式ブラケット×1
  • M4×6ネジ×3
  • M3×3ネジ×3
  • M3×5ネジ×5

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応している。

▼付属のネジと金具を利用することで、モニター裏への取り付けが可能だ。

▼電源アダプタ&ケーブル

▼筐体サイズに対して、電源アダプタがやや大きめに感じる。

せっかくのミニPCなのだから、電源アダプタのサイズももう少し抑えてほしかったところだ。

▼プラグは3P形状となっており、一般的な日本のコンセントで利用するためには、3P⇒2P変換アダプタ(別売り)を用意する必要がある。ややメンドクサイ。

▼PC本体の外観。黒を基調としたシンプルかつスタイリッシュなデザインで、高級感も感じられる。

▼168×120×39mm、約680gの軽量かつコンパクトな筐体。片手でラクラク掴めるほど小さい。

▼手のひらにも載るサイズ。

▼厚みは3.9 cmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

▼側面の様子。

▼背面の様子。左右端にはゴム製の滑り止めが施されている。

続いて本体インターフェースについて紹介していく。

▼本体正面。画像左側から電源ボタンUSB3.0ポートUSB Type-Cポート(映像出力対応)オーディオジャックが用意。

▼本体上部には指紋認証センサーと一体化した電源ボタンを搭載。指紋認証によるロック解除が可能。

▼背面の様子。画像左から電源ポート、LANポート×2、HDMIポート、DP(ディスプレイポート)、USB3.0ポート×2、USB2.0ポート×2が容易。

以上の通り、限られたスペースに必要なポート類が集約されたインターフェース構成となっている。

USB3.0&2.0ポートが計5つ用意されているほか、Type-Cポートも用意されているため、多くのデバイスを同時接続することが可能だ。

また前面のType-Cポートに加えて、背面に用意されたHDMIポートとディスプレイポート(DP)を利用することで、3画面同時出力も可能となっている。LANケーブルによる安定した有線接続が可能な点も嬉しい。

一般的なサイズのデスクトップと遜色ない利便性を実現していると言える。

ほとんどの作業を快適にこなせる性能

本製品をいくつかの用途で実際に使用して、パフォーマンスを確認してみた。

▼サイズが非常にコンパクトなため、デスク上に設置しても邪魔にならない。

▼電源を入れると上部のロゴLEDが点灯する。

▼マウスと並べると、PC本体のコンパクトさが実感できる。

▼440mlペットボトルと並べた様子。

▼しかし、やはり電源アダプタのサイズが、筐体サイズに対して大きすぎるように感じられる。

▼500GBモデルのストレージでは、デフォルトの状態で463GB分が使用可能領域となっている。

▼デバイスの仕様表

▼今回のレビュー時には、3440×1440解像度のウルトラワイドモニターに接続して利用した。

まずは実際にいくつかのウェブサイトを閲覧し、動作を確認した。

画像の多いサイトから、Javascriptを多用した処理の重いサイトまで閲覧してみたが、いずれの場合においても、快適に閲覧することが可能であった。

▼亜4K解像度でスムーズなウェブブラウジングが可能。高解像度で小さな文字も読みやすい。

また、YouTubeやネットフリックスといったサイトにおいて動画を視聴してみた。

動画サイトにおいても、カクつくことなくスムーズに再生された。

▼最高画質設定(4K)でもスムーズに動作を再生できる。

また、エクセルやワードなど、Officeソフトを用いた作業を行ってみた。

作業用ソフトの動作も問題なく快適に行うことができており、スムーズな表計算・文字入力等が可能であった。

以上の通り、デスクトップPCとしての一般的な用途(ウェブサイト閲覧・動画視聴・作業用ソフト使用)は概ね快適にこなせるだけの性能だと確認できた。

リモートワークやオンライン授業用にPC購入を検討している方にも、十分に満足度の高いパフォーマンスを提供するだろう。

ゲーミング性能について確認

続いて、ゲーミング性能についても確認してみた。本製品にはRadeonグラフィックスが搭載されており、グラフィックに関する細かな調整を行うことも可能だ。

今回は試しに『ファイナルファンタジー14』のベンチマークテストを実施した。

テスト条件①

  • 1920×1080解像度
  • 標準品質(デスクトップPC)
  • ウィンドウモード
  • DirectX 11

上記の条件でベンチマークテストを行った結果、スコア6161点、評価は "やや快適" であった。

標準品質であれば、FF14クラスの大規模MMOMRPGを、ある程度快適なパフォーマンスで遊ぶことが可能となっている。

続いて、描画設定を上げて再テストしてみた。

テスト条件②

  • 1920×1080解像度
  • 高品質(デスクトップPC)
  • ウィンドウモード
  • DirectX 11

上記の条件でベンチマークテストを行った結果、スコア3805点、評価は "設定変更を推奨" であった。

さすがに高品質まで設定を上げると、プレイに支障をきたすレベルまでパフォーマンスが低下するだろう。

しかしテスト条件①の設定内容であれば、FF14クラスのPCゲームでも十分に遊べることが確認できた。

ちなみに、マインクラフト(PC・Java版)もプレイしてみたが、その場合も常時40fps~60fps以上で快適に遊ぶことが出来た。

仕事やクリエイティブ作業、そしてゲーミングにも利用できる高性能なミニPCとなっている。

優れた放熱性能と大きなファン回転音

レビュー時には本製品を3~4時間ほど連続使用したが、PC本体からの発熱はかなり抑えてられており、高負荷で連続利用した場合も背面からやや暖かい廃熱を感じる程度であった。

▼筐体自体はほどんど熱を持たない。

▼背面からはやや暖かい排気を感じる程度。

長時間の連続・高負荷利用にも安心の、優れた放熱性能を実現できていると言えるだろう。

しかし一方で、本体内部のファン回転音はかなり大きく、身近なデスク上に設置して利用する場合、フォーンというファンが高速回転する音がかなり耳につくだろう

▼PCを起動した瞬間から、大きなファン回転音が聞こえてくる。

優れた放熱性能を実現するためには仕方が無いとは思うが、正直、使用者の近くに本製品を設置して利用することはオススメできない。

モニター裏など、稼働音が直接耳に届きづらい場所への取り付けが推奨されるだろう。

『Beelink GTR5』のまとめ

今回紹介した『Beelink GTR5』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • コンパクトで軽量な筐体サイズ
  • 充実したインターフェース構成
  • AMD Ryzen 9 5900HX搭載のパワフルな性能
  • FF14などのPCゲームもある程度快適にプレイ可能
  • 優れた放熱性能

悪かった点

  • 稼働音(内部ファン回転音)が大きい
  • 電源アダプタサイズが大きい
  • 価格が高め

以上の通り、手のひらサイズのコンパクトな筐体に対して、非常に実用的な性能を発揮する小型デスクトップPCとなっている。

ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、作業用ソフトを用いた本格的なビジネス用途にも問題なく活用することが可能だ。

またFF14のような大規模MMORPGでも、品質設定を落とすことで十分スムーズに遊ぶことが出来るだろう。

一方で、せっかく持ち運びや省スペース化に適したサイズであるにもかかわらず、電源アダプタのサイズが大きすぎる点は残念だ。本製品はバッテリー内蔵型ではないため、外出先で利用する場合はこのデカいアダプタまで持参する必要がある。

また、稼働音(ファン回転音)が大きい点も気になった。

そして価格がやや高め(最も安いモデルで11万円)だ。この価格を高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれだが、最近ではこの価格帯でそこそこの性能(ロー~ミドル級)のゲーミングPCも購入できる。

特にミニPCにこだわらない場合は、通常タイプのデスクトップPCを検討しても良いと思う。

何はともあれ、極力コンパクトなサイズで高性能なミニPCを求めている方には、ぜひオススメしたい一品だ。

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