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2021/2/23

『CHUWI LarkBox』レビュー!手のひらサイズのデスクトップPC

最近では小型化技術の進歩により、手のひらサイズで従来のデスクトップPC並みの性能を実現した "ミニPC" が多く出回るようになってきた。 中でも『CHUWI LarkBox』は、世界最小クラスのコンパクトさ を誇る人気のミニデスクトップPCである。 Amazonで見る 楽天で見る ブランド CHUWI CPU Celeron RAM 6 GB LPDDR4 ストレージ eMMC 128GB 色 黒 OS Windows 10 64bit グラフィックス Intel UHD Graphics 600 通信規格 Wi-Fi, Bluetooth 5.1 ポート&スロット ・USB-A 3.0 ×2 ・HDMI A Type ×1 ・3.5mmイヤホンジャック ×1 ・USB type-C ×1 ・Micro SDカードスロット ×1 『CHUWI LarkBox』は わずか6センチ×6センチ×4センチ、127グラムという非常にコンパクトなサイズを実現した、ミニデスクトップPCだ。 ▼ポケットにも簡単に入る小ささ。 筐体の小ささに対してCeleron CPU、6GBのメモリ(RAM)および128GBのストレージを搭載しており、通常のデスクトップPCと同様に扱うことが可能となっている。 本体にはUSB3.0のほかHDMI、3.5mmオーディオジャックといったポートが搭載。Micro SDカードスロットも用意されているため、本体ストレージに不足を感じた場合にも簡単に増量することが出来る。 そしてWi-FiおよびBluetooth5.0等の通信規格に対応することにより、ワイヤレス通信で場所を選ばずに使用することが可能だ。 さらにグラフィックに関しては最高で 4K(3840×2160)画質 に対応しており、美麗な映像を楽しむことが可能だ。 このように、ミニPCと言えども通常サイズのデスクトップPCに負けず劣らずの構成となっている。128GBのストレージを搭載しているため、持ち運び可能な外部ストレージとしての使い道も挙げられるだろう。 今回はこの『CHUWI LarkBox』について、実際に使用した感想を元にレビューしていく。 製品本体および付属品について ▼本体外箱。 ▼フタを開けると本体がすっぽり収まっている。 ▼内容物をすべて取り出した様子。 内容物一覧 ミニPC本体 充電器(コンセント - USB Type-C) 取付用架台 説明書等は入っていないが、使い方が簡単なため問題ではないだろう。 同梱されている架台を使用することで、モニター裏などに本体を取り付けることが可能だ。 本体外観 『CHUWI LarkBox』本体を実際に手に持ってみると、あまりのコンパクトさ&軽量さに驚かされる。 ▼指でつまむことが出来るサイズ。 ▼手のひらにスッポリと収まってしまうコンパクトさ。 ▼マウスより小さいとは驚きだ。 ノートPCよりもはるかに小さいため、持ち運びの際にも全く支障にならないだろう。 ▼本体前面には電源スイッチが搭載。上部には内部の熱を逃がす排熱口が開いている。 ▼右毒面にはSDカードスロットおよび3.5mmイヤホンジャックが搭載。 ▼そして背面にはUSB-TypeC(給電用)、HDMI、USB3.0×2といった主要端子が集まっている。 USB端子の数が心もとない気もするが、本体サイズを考えればこれが限界だと言えるだろう。 ▼本体裏面の四隅は滑り止め用にゴム製となっている。また上下の中央部には架台取付用のビス穴が開いている。 このように、小さな筐体に必要なポート&スロットがすべて揃えられた、洗練されたデザインとなっている。 実際に使用した感想 それでは、本機を実際に使用した感想について紹介していく。 本体の接続 まずは本体をモニターおよび外部入出力機器に接続した様子を紹介する。 HDMIケーブル(映像・音声)、USB-Type Cケーブル(給電)、マウス&キーボードをすべて有線でつなぐと以下のようになる。 これだけでUSB端子が占領されてしまうため、やはりもう1つくらいの予備端子は欲しかったところだ。 もしもUSB端子を開けておきたい場合は、Bluetooth対応のキーボードおよびマウスの使用をオススメする。 ▼電源ボタンを押すと、青ランプが点灯して本体が起動する。 『CHUWI LarkBox』のOSはWindows10(Home)が搭載されており、起動すると通常のPCと同じくセットアップ画面から開始される。 ▼本体のシステム構成表示。 『CHUWI LarkBox』はWi-FIおよびBluetooth接続用のアダプタを搭載しており、最初から外部デバイスとワイヤレス接続が可能な点は嬉しい。 初回起動時にキーボードの設定を見直すべし 製品購入時点では、キーボードの設定が海外仕様のものとなっており、日本語キーボードの『半角/全角』キーを押しても言語を かな⇔英字 の切り替えを行うことが出来ない。 そのため、初回起動時にはまず、設定よりキーボードレイアウトを『日本語キーボード(106/109)キー』に変更することをオススメする。 設定後、再起動することで普段通りのキーボード使いが可能になる。 4K対応の美麗な画質 『CHUWI LarkBox』は最高で 3840×2160(4K)解像度まで対応している。 実際に4K解像度でパフォーマンスを試してみたところ、YouTubeなどの動画サイトやNetflixなどのビデオオンデマンドサービスにて、非常に美しい映像を楽しむことが出来た。 ▼4K設定で動画を楽しむことが可能。 ▼ブラウジングの際も、細かい字まで明瞭に見分けることが出来た。 ただし、4K設定時はページ更新時等に若干のカクつきやラグが見られた。YouTube動画の読み込みが途中で止まることもしばしばあった。 4K画質時は綺麗な映像を楽しめる一方で、パフォーマンスが安定しなかった。そのため、常時スムーズな動作でブラウジング等を楽しみたいのであれば、1920×1080(フルHD)画質設定にすることを推奨する。 重いソフトウェアでもスムーズ動作 作業用としてのパフォーマンスを確認するため、エクセルやパワーポイントといったOfficeソフトウェアをいくつか試してみた。 結果的には、重いデータを扱った場合でも スムーズで快適な処理が可能であった。 Celeron CPUおよび6GBのメモリを搭載しているため、複数ソフトウェアの同時起動にも対応することが出来ていた。 軽めの編集ツールを使用したクリエイティブ用途にも十分に耐えることが可能だろう。 ゲーム性能について確認 続いて、ゲーミング性能についても確認してみた。 今回のテストではPC版(Java版)の『マインクラフト』を使用。バージョンは1.16.4だ。 また、軽量化MODである『Optifine』を事前に導入してある。 ▼設定は処理優先、描画距離は6チャンクほどに抑えてある。 結果的に『Optifine』を導入してある状態では、快適に遊ぶことが出来た。 ジャングルや海洋など重めのバイオームを読み込む際などには若干のカクつきを感じることもあったが、ゲームプレイには支障にならないレベルだった。 ▼FPSは最高で70~90fpsほど、最も重い場所でも20fpsほどは出力できていた。 このことから、軽めのPCゲームであればある程度快適に遊べることが分かった。 作業のちょっとした息抜きにゲームをプレイする程度であれば問題ないだろう。 発熱は許容範囲内 本製品は上部・左右側面の計3か所に吸気口が用意されており、前部の排熱口より熱を逃がす仕組みとなっている。 本製品を5時間ほど連続使用してみたが、本体自体はあまり熱を持たない。 排熱口に手をかざすと流石に熱を感じるが、あくまで許容範囲内と言えるくらいの温度であった。 排熱音(ファンの回転音)は高負荷時でも比較的静かであり、気になるレベルではなかった。 『CHUWI LarkBox』のまとめ 今回紹介した『CHUWI LarkBox』について、特長をまとめると以下の通りである。 良かった点 非常にコンパクトかつ軽量な本体 一般的なデスクトップPCと同等のスペック SDカードスロットでストレージの増強が可能 4K解像度の出力対応 重めのソフトウェアでも快適動作 排熱音(ファンの音)が静か 悪かった点 4K出力時はパフォーマンスが不安定になる USBポートが少ない このように、世界最小クラスのコンパクトさながら、一般的なデスクトップPCなみのパフォーマンスを実現したミニPC となっている。 ブラウジングや動画視聴時、ソフトウェアを同時に複数起動した場合においてもスムーズで快適な動作が可能であった。 また、軽めのPCゲームであれば遊ぶことが出来るだろう。 安価で置き場所に困らないデスクトップPCを探している方には、是非オススメしたいミニPCだ。 Amazonで見る 楽天で見る ▼こちらの記事もオススメ

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2021/2/20

AnTuTu20万超えの高コスパタブレット『Teclast M40』レビュー

2020年10月8月に、大手電子機器メーカーの "Teclast"(中国)が、同社のタブレット機種最新モデルとなる『Teclast M40』を発売した。 タブレット本体の性能を表すベンチマーク『AnTuTu』のスコアで約210,000超えを記録したにもかかわらず、価格がわずか2万円前後という、非常にコストパフォーマンスに優れた機種であるとして話題になったタブレットだ。 ⇒ 楽天で製品を見る(割引クーポンあり) ▼スペック表 公式製品サイト https://teclast.info/m40.html 製品名称 Teclast M40 発売時期 2020年8月 メーカー希望価格 179.99 USD(約19,000円) メーカー Teclast 画面サイズ 10.1 インチ OS Android 10.0 パネル IPS 解像度 1920 × 1200 CPU UNISOC Tiger T618 GPU Mali-G52 メモリ 6 GB ストレージ 128 GB(Micro SDカードスロット搭載) サイズ(高さ×横幅×厚さ) 243 × 163 × 9.3 mm 本体重量 約531 g 本体カラー ブラック カメラ 前面カメラ&背面カメラ(8MP) 防水・防塵 非対応 イヤホンジャック あり バッテリー容量 6000 mAh・10 W(ワイヤレス充電非対応) ポート USB Type-C Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 本機はCPUに『UNISOC Tiger T618』、メモリ(RAM)に6GBを搭載したことにより、ベンチマークスコアで20万点オーバーという、この価格帯のミドルスペック機としてはかなり高い性能を実現している。 iPadのような価格の高いタブレットには手が届かない... それでも多少はスペックの高い機種が欲しい 上記のような要望をもつユーザーにとっては、まさにうってつけのタブレットであると言える。 今回はこの『Teclast M40』について、実機を使用した感想を元にレビューしていこうと思う。 価格以上の機能性を実現した "お買い得" タブレット 上記で紹介したスペック表を見る限り、本機は2万円の価格に対して非常に優れたスペックを擁しており、現時点(記事執筆時点)において最もオススメ度の高いミドルスペックタブレットであると言える。 ミドルハイスペック機に負けず劣らずのベンチマークスコアを誇っており、ストレージも128GBと比較的大容量。もしも空き容量が不足した場合は別途マイクロSDカードを挿入するためのスロットも用意されている。 OSにはAndroidを採用しているため、普段からスマートフォンの操作で慣れているユーザーであれば何の抵抗感もなく使用することが出来るだろう。 画面の大きさは10.1インチと、iPad miniよりも少し大きくSurface Proとほぼ同じ大きさであるため、メディアの視聴やゲーミング用途にも適している。 筐体の厚みは9.3ミリ、重さは約530グラムと、10.1インチタブレットとしては優秀な部類のコンパクトさであると言える。 SIMフリー機であるため、別途SIMカードを契約することで非Wi-Fi環境でもネットワーク接続が可能。もちろん最新式のWi-FIやBluetooth5.0通信規格にも対応している。 それでは実機について、実際の開封の様子と併せて紹介していく。 本体外観および付属品について 本体外箱は以下の通り。 フタを開けると本体がスッポリと収まっている。 本製品の付属物一覧は以下の通り。 タブレット本体 コンセントアダプタ USB Type-Cケーブル 開閉ピン 説明書(日本語対応) 保証カード 製品カード 中国製ではあるが、付属する説明書は日本語に対応している。 ▼本体外観。購入時は裏表に保護シールが貼られている。 530グラムと非常に軽いため、片手で十分摘まむことができる。 厚みは9.3ミリと、大学ノート等よりも薄い。 前面および背面にはそれぞれ8メガピクセルのカメラが搭載されている。新型コロナウイルスの影響でリモートワークやウェブ会議を行う必要のある場合にも役に立つだろう。 ▼本体左側面。電源ボタン・音量ボタン・リセット穴・USB Type-C端子を搭載。 ▼本体上部・イヤホンジャックに加え、Micro SDカードやSIMカードを挿入するためのカードスロットが用意されている。 なおこのカードスロットに関しては、付属の専用ピンを挿し込むことで開けることが出来る。 そして本体底部には2基のスピーカーが搭載されており、立体的でクリアな音を届けることが出来る。 このように、ハード面に関してはオーソドックスな構成となっており、デザイン性・コンパクトさ共に不満な点は見つからなかった。 ソフト面での使用感・レビュー 続いて実際に起動し、ソフト面での使用感についてレビューしていく。 ※以下で掲載するスクリーンショットはすべて実機で撮影したものを使用している。 抵抗感なく使用できるAndroidインターフェース 上述した通り本機はOSにAndroid(アンドロイド)を採用しており、普段からスマホで使い慣れているユーザーはもちろんのこと、iOSユーザーでも抵抗感なく使用することが出来るだろう。 ▼もちろんインターフェースは日本語に完全対応している。中華製タブレットだからといって抵抗感を感じる必要は無い。   ちなみに本体ストレージはデフォルト状態で11GBをシステムに使用されており、実質的に利用できるのは117GB分となっている。   細かな文字でもクッキリと読むことが出来る高解像度 本機のIPSパネルは1920×1200の解像度に対応しており、細かな文字でもクッキリと表現することが出来ていた。 ウェブプラウザで様々なデザインのサイトを閲覧したが、アンチエイリアシングが良好であり、ジャギを感じることもなく快適な視聴が可能であった。 滑らかな映像(ただし彩度は薄め) タブレットの購入目的として、メディア(映像・映画)視聴が挙げられるだろう。 そこでネットフリックスやYouTubeなどで、映像視聴に関するクオリティを確認してみた。 ▼実際のスクリーンショット アニメから洋画まで幅広い動画を視聴してみたが、いずれの場合においても遅延などは確認できず、iPadなどに劣らない高い品質で映像を視聴することが出来た。 底部のデュアルスピーカーのおかげで、タブレットにしては立体感のある音響を再現できている。低音こそ弱いものの、声優のセリフや音楽のボーカル音などに関してはくっきりと聞き取ることが出来る。 ただし気になったのは彩度の低さだ。 iPadなどに比べると比較的発色が弱く、彩度(色鮮やかさ)が抑えられているように感じた。 そこまで気になる点ではないが、ハイエンド機種での視聴に慣れ親しんでいるユーザーにとっては多少のギャップを感じる点ではあるかもしれない。 重いゲームアプリでも快適動作 続いてゲーミング性能についても確認してみた。 今回は、比較的広範な人気を誇る『CODモバイル』と『PUBG』を実機でプレイしてみた。 まず『CODモバイル』に関しては、グラフィック設定 "標準" で滑らかなプレイを体験できた。 数十試合ほど続けて参加したが、最後までフレームレートの低下などプレイアビリティに支障をきたす現象は起こらず、快適なゲームプレイが可能であった。 ▼ゲームプレイに関しては全く問題は見られなかった。 続いて『PUBG』においては、グラフィック設定を『HD』まで引き上げることが出来た。 大人数が一気に画面上に表示されるスタンバイ画面でも、カクカクすることはなかった。 このように、比較的重いゲームアプリである『CODモバイル』と『PUBG』のいずれにおいても、『標準』以上のグラフィック設定で快適にプレイすることが出来た。 ▼YouTubeに実機でオープンワールドRPG『原神』をプレイした様子が投稿されているが、コチラの場合でも快適に動作していることが確認できる。 『Teclast M40』では、現時点でリリースされているほぼすべてのゲームアプリを、比較的快適にプレイすることが出来ると言える。 マイクラPEにMODをたくさん導入して遊びつくしたいという方でも大丈夫であろう。 カメラ性能に関してはそこそこ 最後にカメラ性能についても確認してみたが、結果的には及第点といった感じで、可もなく不可もないという感想だ。 見たままの情報を保存するだけであるのなら十分に事足りるクオリティではあるが、本格的な風景写真を撮影したいのであれば、専用の高画質カメラ搭載スマホを購入した方が良いだろう。 後上述したように、やはり少々彩度が低いように思われる。まあ撮影後に編集することで解決できる点ではあるが。 現時点で最もオススメできるミドルスペックタブレット『Teclast M40』 今回紹介した『Teclast M40』について、特長をまとめると以下の通りである。 良かった点 2万円というリーズナブル価格 ベンチマークスコア20万点超えのスペック Android OS搭載 コンパクトかつ軽量な筐体デザイン 満足度の高い128GBストレージ Micro SDカードスロット搭載 快適なメディア視聴・ゲーミングが可能 悪かった点 グラフィック彩度が少し薄いように感じられる カメラ性能に関しては及第点 このように、わずか2万円という価格であるにもかかわらず、ミドルハイ機種(4万~5万円)並みのスペックを誇る、非常にコストパフォーマンスに優れたタブレットであると言える。 現時点では間違いなく、同価格帯の機種で最もオススメできる製品である。 6GBメモリ・128GBストレージを搭載することでメディア視聴・ゲーミングのいずれにも適している。 ただし画面は非常に指紋が付着しやすいため、本製品と同時に指紋防止機能の付いた保護フィルムを購入することを強く推奨する。 タブレット選びで迷っている場合には、ぜひ本製品の購入を検討してみてはいかがだろうか。 ⇒ 楽天で製品を見る(割引クーポンあり) ▼こちらの記事もオススメ!

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2021/1/29

PlayStation 5(PS5)実際に使用した感想 - 外観からゲームプレイまでレビュー

2020年11月12日(木)、遂に次世代ゲーム機の1つである『プレイステーション5』(PS5)が発売されました。 ▼ディスクエディション(左)と デジタルエディション(右) PlayStation 5 | 公式サイト 旧世代機(PS4・Xbox One)から更に向上したゲーム体験が可能になるゲーム機として、予約開始時点から激しい争奪戦となり、発売から数週間が経過した現時点(記事執筆時点)においても入手が困難な状況となっています。 筆者は運良くAmazonで予約できたため、発売日にデジタルエディション版のPS5を入手することができました。 ▼ダウンロード版のタイトルのみをプレイできるDigital Edition(定価:3万9,980円+税) 付属品一覧 PS5本体 × 1 デュアルセンスコントローラ × 1 HDMIケーブル × 1 電源コード × 1 説明書 × 1 待ちに待った次世代機ということもあり、実際にPS5タイトルをいくつか購入し、数週間のあいだ夢中になってプレイしました。 そこで今回は、現在絶賛話題になっているPS5について、実際に使用してみた感想を、様々な観点から紹介(レビュー)していきたいと思います。 PS5の本体スペック・外観 本体スペック詳細 PS5の本体スペック・データは以下の通りです。 ディスクエディション デジタルエディション 外形寸法(高さ×幅×奥行) 約390mm×104mm×260mm 約390mm×92mm×260mm 質量 約4.5kg 約3.9kg 最大消費電力 350W 340W 入出力 ・USB Type-A 端子(Hi-Speed USB) ・USB Type-A 端子(Super-Speed USB 10Gbps) x2 ・USB Type-C 端子(Super-Speed USB 10Gbps) 通信規格 ・Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T) ・IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax ・Bluetooth 5.1 映像出力 ・HDMI OUT端子 ・4K 120Hz TV、8K TV、VRR 対応(HDMI2.1規格による) オーディオ “Tempest” 3Dオーディオ技術 SSD 825GB 読み込み速度:5.5GB/s Read Bandwidth(Raw) CPU ・x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” ・8コア/ 16 スレッド ・周波数:最大3.5GHz まで可変 システムメモリ ・GDDR6 16GB ・バンド幅:448GB/s GPU ・AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine ・レイトレーシングアクセラレーション ・周波数:最大2.23GHz まで可変(10.3 TFLOPS) 【驚きに満ちたゲーム体験】 驚異のグラフィックや新機能を体感できる、PS5™ならではのゲームラインアップ。 【レイトレーシング】 本機能に対応するPS5™タイトルでは、物体への光の当たり方を個別にシミュレートすることにより、まるで現実世界のような陰影や反射を再現。新次元のリアリズムがもたらすゲームへの没入体験を実感できます。 【4Kテレビ対応】 お気に入りのPS5™タイトルを鮮明で美しい4Kテレビで遊べます。 【最大120FPS、120Hz出力】 対応タイトルでは 、120fpsの高フレームレートで滑らかなゲームプレイを楽しめます。120Hz/4Kモニターにも対応。 【HDR技術】 対応するPS5™タイトルでは、HDR対応テレビで驚くほど鮮やかで自然な色調を表現できます。 【8K出力】 PS5™は8K出力にも対応。4320pの高解像度でプレイできます。 大型ながらスタイリッシュで美しいフォルムデザイン 上表の通り、PS5の本体寸法は高さ約40cmとなっており、旧世代機であるPS4 Proよりも一回り大きなサイズです。 しかし全体的に角ばった幾何学デザインの従来機とは異なり、今回は流線形のデザインが取り入れられた白黒のおしゃれなフォルムとなっています。 ▼デジタルエディションはディスク挿入口が無い分、底部がスマートな形状に収束している。 そのため、比較的大きな筐体にもかかわらず目の支障になることはなく、逆にインテリアとして飾っておいても違和感がありません。 筐体の大きさは廃熱性能に関連して重要な要素であるため、サイズ感とデザイン性を両立させたPS5のフォルムは素晴らしいの一言です。 ▼ハイタワー型PC(画像右)との比較。いかにPS5が大きいかが分かる。 PS5の全面にはUSB端子と電源ボタンが搭載。PS4とは異なり、Type-C USB端子に対応しているのがポイント。 背面は廃熱を考慮した網目状の構造になっており、底部に電源ポートを含む各種端子が用意されている。 ▼本体を上から見た図。デザイン的には素晴らしいが、埃がたまりやすい構造のため、定期的に掃除したほうが良いと思われる。 本体動作時は、前面の内エッジ部分が青く点灯する。近未来的でカッコいい。 ▼背面から見た図。左側上部にプレイステーションのロゴが刻印されている。 本体重量はディスクエディションで約4.5kg、デジタルエディションで約3.9kgとなっており、決して片手で持てない重さではないが、軽くもない。ただし、両手を使えば女性や子供でも楽々持ち運び可能。 デュアルセンスコントローラ外観 PS5から新たに採用されたコントローラー『デュアルセンス』について紹介します。 従来コントローラと比べ流線形を取り入れたデザインとなっており、実際に手に持ってみると吸い付くようにフィットする。 裏面には滑り止めコーディングが施されているため、手汗をかいても落としづらくなっている。 ネット上では大きすぎるのでは?という意見も目にするが、実際に手に持ってみるとPS4以前のコントローラとサイズ感・重量感は大差ない。 デュアルセンスに搭載されている各種ボタンは以下の通り。 ボタンの役割 クリエイトボタン:PS4における "SHAREボタン" と同様の機能があり、スクリーンショットやプレイ映像の撮影・シェアなどが可能。 オプションボタン:PS4におけるオプションボタンと同様。 マイクミュート切替ボタン:チャット時にコントローラのマイク機能のON/OFFを切り替える。OFF(ミュート時)には、上画像のように黄色ランプが点灯する。 ▼配色に関しては賛否あると思うが、個人的に筆者は、指紋が目立ちにくい白色の方が好ましいと思う。 トリガー(R2・L2)にはデュアルセンスコントローラの新機能である『アダプティブトリガー』が搭載されている。使用感については後述する。 コントローラ上部の充電用端子には、PS3・PS4の『USB 2.0 Micro B』とは異なり、『Type-C USB』が採用されている。総にゅむきに関係なくケーブルを接続できるため、ユーザービリティが大幅に向上した。 本体・コントローラの両デザインに関しては、大型ながら室内の景観を損ねることなく、ユーザーの所有感を高めてくれる洗練されたデザインになっているように感じた。 本体サイズは確かに大きいものの、数日設置していると慣れてくるため気にはならない。 ただし、本体の黒色部分にホコリが付着すると結構目立つため、定期的に掃除をしてあげた方が良いだろう。 無駄を省いて洗練されたインターフェース それでは実際にPS5を起動してみる。 なお、本体の起動は従来通りコントローラ中央のPSアイコンを押すことで可能だが、初回起動時およびペアリングが解除されている際は、USBケーブルで本体と接続する必要がある。 ▼公式が公開しているインターフェース体験動画 ホーム画面 PS5を起動すると、粒子のパーティクルが飛び交う起動画面を経て、ホーム画面が表示される。 ▼私の実際のホーム画面。 PS3やPS4をプレイした経験のあるユーザーであればわかると思うが、タブが "ゲーム" と "メディア" の2種類のみに集約されており、インターネットブラウザやチャットルームなどのアイコンはメインメニュー上から取り除かれている。 ▼メディアタブでは、ネットフリックスやアマゾンプライムなど、各種オンデマンドサービスの映像をPS5から視聴することが可能(各サービスに対しての契約が必要)。 ゲームコンテンツを購入するためのPlayStation Storeのデザインも大幅に変更されており、コンテンツごとのサムネイルが大きく強調されることで、各作品がより目立ちやすいデザインとなっている。 なお、事前情報で知っている方も多いだろうが、PS5では 決定ボタンが "×(クロス)"、キャンセルボタンが "〇(ラウンド)" の海外仕様に統一されている。 そのため慣れていないうちは、特にストアにおいてコンテンツをキャンセルしたつもりが、誤って購入手続きに進んでしまった、といった間違いを起こさないように気を付けたほうが良い。 コントローラのホームボタンを押すと、画面下部にツールバーが表示される。音量調整やパーティ作成、電源オプションなど主なシステム操作はここから行うことができる(ゲーム中でも操作可能)。 システム画面 ホーム画面上部の歯車アイコンより、PS5のシステム画面にアクセスできる。 システム画面の項目はPS4とほとんど変わらない。インターネット接続設定やストレージの確認などもここで行うことができる。 ▼4Kモニターに接続している場合、自動的に4K(3840×2160)解像度が適用される。なお、HDRは対応モニター利用時にしか適用されない。 続いてストレージについて確認してみる。スペック上ではSSD容量は825GBとなっているが、あらかじめシステムデータに容量の一部が利用されているため、ユーザーが実際に使用できるのは約670GB分となっている。 利用可能容量に不満のある場合は、USBドライブを拡張ストレージとして利用することも可能。PS4に限って、拡張ストレージ上から直接起動することができるため、当該の利用方法を考えている場合は、高速転送に対応した外付けUSBストレージを用意しておくと良いだろう。 このように、PS5のホームインターフェースは意外なほどにシンプルなデザインとなっている。 今後のアップデート次第ではコンテンツやアイコンが増えていくことが予想されるが、あくまでソニーはユーザービリティ向上のため、シンプルさ・使いやすさを重要視しており、大幅に変更されることはないのではなかろうか。 個人的には、雑多なアイコンが散乱しているよりも、PS5のさっぱりと洗練されたホーム画面の方が見やすくて、コンテンツを探すときに迷子になりにくいため好ましいと感じた。 PS5によるゲーム体験 - 高速ローディングと光源処理の素晴らしさ そして最も肝心な『ゲーム体験』について感想を紹介する。 今回は購入したローンチタイトルの中でも、現時点において最もPS5の性能を有効活用できていると感じた『デモンズソウル』(リメイク)をプレイした感想に基づいて、感想を述べようと思う。 現実と見まがうほどリアルな光源処理 どのPS5ゲームを起動しても真っ先に目がいくのが、実にリアルに表現された光源処理だ。個人的に旧世代機との最たる違いは陰影のクオリティであると思う。 画像では分かりづらいかもしれないが、遠景の細部に至るまでテクスチャが非常にくっきりと映し出されており、光源に対して生じる影の伸びや減衰具合も、現実の光景と見まがうほどリアルに表現されている。 ▼旧世代機ではPS4 Proですが遠景がぼやけがちだったが、PS5ではシャープに描画される。 ▼光源の明るさとは対照的に、影になる部分の暗さがより引き立てられることで、より臨場感を生み出している。 また画像では分かりづらいが、方向によって金属光沢が反射する光の強弱が異なったり、波打つ水面の光が、波によって伸びたり滲んだりする様子が実に素晴らしい。これはぜひ実機と4Kモニターで実際に確認してほしい点だ。 ほぼゼロに近いロード時間 PS3版の『デモンズソウル』の場合、ステージ ⇔ 拠点 間のワープの際に、専用のロード画面を挟まなくてはならないほど長い読み込み時間を要した。 しかしリメイク版ではPS5の超高速SSDを活かすことで、ほぼゼロに近いロード時間を実現している。 ▼ステージ上から拠点への移動を選択する PS3版ではここで10秒近いロード時間を挟んだが、PS5版ではそれが省略されている。 ▼一瞬で拠点への移動が完了する 長大なロード時間はプレイヤーの大きなストレスとなる。特にトライ&エラーが基本的なデモンズソウルのようなタイトルでは、ユーザービリティに与える影響は致命的であるともいえる。 しかしPS5の高速SSDの実力は予想以上のものであり、ここ数週間のゲームプレイを通じて、まったくと言っていいほど読み込みで待たされた記憶がない。 もはや次世代機の世代において、"ロード画面" という概念そのものが無くなりつつあると感じた。 高FPSを取るか、高グラフィックを取るか 多くの次世代機対応タイトルには、おもに2種類のグラフィック設定が用意されている。 ▼デモンズソウルリメイクにも、同様の設定が用意。 パフォーマンスモード:FPS(映像の滑らかさ)を優先するモード グラフィックモード:レイトレーシングを活かし、高画質化を優先するモード どちらの設定を選べばよいのか迷う方も多いと思うが、個人的には『パフォーマンスモード』をオススメする。 理由として第一に、画質に与える影響がそこまで大きくないことが挙げられる。 ▼『パフォーマンスモード』設定時。 ▼『グラフィックモード』設定時。 上記2つの画像を確認すると、確かにグラフィックモード時の方が環境光が強く表現されているように感じるが、実際にプレイしてみるとそこまでの違いを感じない。 そして第二の理由だが。グラフィックモード時におけるFPS低下が予想以上に深刻であったことが挙げられる。 オブジェクト量の多いステージなどを訪れた場合、グラフィックモードにしているとフレームレート低下が顕著に発生し、率直に言ってゲームプレイに大幅な支障をきたした。 わずかな画質の違いのためにフレームレートを犠牲にする必要は無いし、パフォーマンスモードでも十分高画質を堪能できるため、PS5購入時には迷うことなく『パフォーマンスモード』でプレイすることを推奨したい。 ゲーム内の衝撃をリアルに伝える『ハプティックフィードバック』機能 そしてPS5の目玉機能の1つでもある、デュアルセンスコントローラの『ハプティックフィードバック』機能について体験してみた。 ゲーム内の衝撃や質感をリアルにプレイヤーへ伝えるというものだが、予想以上に面白いものであった。 例えば、金属製のフィールドを歩いている場合は、金属の質感が非常にリアルに感じられるよう、振動が調整される。 また、泥沼のようなヌメヌメした場所では振動が鈍くなりキャラクターの足取りの重さがこれでもかというほど伝わってくる。 一回体験するとクセになるような感覚だが、ローンチ時点ではタイトルによって十分に活用できているものと、そうでないものとがある。 PS5に無料でインストールされている『アストロプレイルーム』は、同機能を最大限に活用しているため、まずはこちらをプレイしてみることをお勧めする。 引き金の重さを感じ取れる『アダプティブトリガー』 また、同じくデュアルセンスコントローラの機能の1つである『アダプティブトリガー』も素晴らしい。 銃や弓矢など、ゲーム内でツールを引き絞る感覚がR2・L2トリガーに反映されることで、プレイヤーは本当に銃や弓矢を引き絞っている感覚になる。 トリガーの重さもワンパターンではなく、銃の種類によって引き金の重さが変わる点も面白い。 FPSのランカーにとっては邪魔になる機能かもしれないが、不要であれば機能をOFFにすることも可能だ。 こちらも『ハプティックフィードバック』機能と同様、一度体験したら他のコントローラを使ったときに物足りなく感じてしまうほど、中毒性の高い感覚を提供してくれる機能となっている。 進化したパーティー機能 PS4と同様に、PS5ではツールバーから『ゲームベース』を選択することで、フレンドとパーティを組むことができる。 パーティを組むと、主に以下のことが可能になる パーティ機能 ボイスチャット テキストチャット スクショ・映像のシェア ゲーム画面シェア(相互) ゲームのシェアプレイ この中でも特に "ゲーム画面シェア" についてはPS4時より大幅に機能が向上している。 旧世代機であれば、どちらか一方が、もう一方のゲーム画面を一方的に視聴することしかできなかった。 しかしPS5では、双方の映像をお互いの画面に映し出すことができ、互いにゲームプレイの現状を確認することが可能になった。 ...

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