2022年11月に発売されて以来、世界中で非常に高い人気を誇るReFa（リファ）の高性能ドライヤー『ReFa DRYER SMART』（リファ ドライヤースマート）。
日本のトップサロンと世界的モーターメーカーとの共同開発で実現したモデルであり、持ち運びにも適したコンパクトサイズ・軽量さに対して、まるでサロン帰りのような髪の仕上がりを実現できるパワフルなドライヤーとなっている。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
| ブランド | ReFa |
| 製品名 | ReFa BEAUTECH DRYER SMART（リファビューテック ドライヤースマート） |
| 品番 | RE-AN-02A（ホワイト） RE-AN-03A（ブラック） |
| 電源 | AC100V 50/60Hz |
| 消費電力 | 1150W（HOT、HIGH 時） |
| 風量 | 約 0.9m3/min（HIGH 時） 約 0.7m3/min（LOW 時） |
| 推奨使用環境温度 | 5℃～ 35℃ |
| 材質 | 【本体】ポリカーボネート、ナイロン、ステンレス、シリコーンゴム、アルミニウム、ポリアセタール、ABS 【セット用ノズル】ナイロン |
| 電源コード長さ | 約 1.7m |
| 本体サイズ | 約 216mm × 49mm × 197mm（電源コード、セット用ノズル含まず） |
| 本体重量 | 約 475g（電源コード含む、セット用ノズル含まず） |
今回紹介する『ReFa DRYER SMART』は、使いやすい軽さとサイズで驚きのスペックを実現した高性能ドライヤーだ。
本体の重さを従来モデルの約45%である約330gまで軽くしており、小回りのきく操作しやすいサイズと重さで毎日のヘアドライの時間をより快適にできる。
世界的モーターメーカーNidecと共同開発した「HPDモーター」を搭載。最小・最軽量なサイズで最大限の出力を実現している。
内蔵の「高速高圧エアロシステム」は、取り込んだ空気を、新開発のファンモーターで風速・風圧の高いタフな風へ変化させることで、コンパクトなボディでも従来モデルと同等以上の速乾性能を実現。独自の風洞構造で、風をムダなく髪と頭皮に届けてすばやく、美しく乾かすことができる。
頭皮と毛先を熱ダメージから守り美しく乾かす「センシングプログラム」を搭載。内蔵センサーが環境温度を感知してそれに合わせたプログラムを選択し、作動させる。このプログラムによって温風と冷風を自動で切り替え、また温風温度自体も微調整。オーバードライを防ぎ、頭皮のため、毛先のための、適した温度を生み出し、正しいドライテクニックへと自動的に導いてくれる。
▼ドライヤーを振ったり、温風と冷風を切り替えたりしながら、常に最適な温度でヘアドライを行うことで、髪への熱ダメージから守りながら髪を仕上げるといった、プロの技術を自動的に再現。
そしてドライヤー内部に、空気中の分子をイオン化させるイオナイザーを搭載。さらに、吹出口のフィルターを、遠赤外線を放出するセラミックでコーティング。この融合技術によりハイドロイオンを発生させ、しっとりまとまる質感の髪に仕上げることができる。
このように、素人でもプロ並みの仕上がりを実現できる、高性能ドライヤーとなっている。
目次
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- ドライヤー本体
- セット用ノズル
- 取扱説明書
- 保証書
- ギャランティーカード
▼説明書はもちろん日本語完全対応。取り扱い方法が図付きで詳しく解説されている。
▼製品ごとの番号が登録されたギャランティーカードが付属。故障しても新品と交換してもらえるなど、ReFaの手厚いアフターサポートを受けることが出来る。
▼セット用ノズルが付属
▼電源コードはドライヤー本体と一体化しており、約 1.7mの長さがある。
個人的には、収納や持ち運び用のポーチ等が付属してほしかったところだ。
ドライヤー本体
▼ドライヤー本体の外観。今回のレビュー時にはホワイト色を使用している。
▼見た目はスタイリッシュで上品。質感的にも高級感がある。
ドライヤー下部の手持ち部分を90度後ろに捻ることで、使用形態となる。
▼展開した状態でも実にスタイリッシュなフォルム。
▼本体重量は電源コード込みで約475gと軽く、女性が片手で10分近く持ち続けても疲れづらい。
▼正面から見た様子。
▼吹き出し口の径は小さいが、最大0.9m3/minの強力な風量を誇る。
先述したノズルを装着することで、狭い箇所へピンポイントに風を当て、セットしやすくすることが可能だ。
▼ノズルの角度は自由に調節可能。
▼筐体左側面には「センシングボタン（左）」と「モードボタン（右）」が用意。また電源OFF時には見えないが、モードインジケーター/センシングインジケーターが内蔵されている。
▼右側面にはReFaのブランドロゴが印字。
▼背面には吸込口が用意。
▼そして手持ち部分には「電源/温冷切替スイッチ」が用意。温風・冷風・電源オン/オフを切り替えることが出来る。
ドライヤーの使い方
本製品の使い方はいたって簡単だ。
まず手持ち部分のスイッチを上にスライドさせると、送風が開始される。
▼スイッチの押し込み具合により、温風/冷風を切り替えることができる（画像は冷風の位置）。
▼温風の位置。
そして上部左側面のボタンを押すことで、風量や送風モードの切り替えが可能だ。
▼現在の風量やモードが内蔵ディスプレイに点灯表示される。
右の「mode」ボタンを押すと、送風モード（風量の強弱）を切り替えることが出来る。
また、左の「sense」ボタンを押すと、頭皮用の「SCALP」と毛先用の「MOIST」といった2種類のモードに切り替えることが出来る。
▼「MOIST」は、頭皮のドライが終わってから、仕上げのために髪全体に使用するモード。オーバードライさせない温度でしっとりとツヤを与えることができる。
▼「SCALP」はドライのはじめに、地肌＋生え際3~5cm程の髪を乾かすために使用するモード。耳まわりからえり足、後頭部まで頭皮全体をしっかり乾かす。
『ReFa DRYER SMART』では、内蔵センサーが環境温度を感知してそれに合わせたプログラムを選択し、作動させます。このプログラムによって温風と冷風を自動で切り替え、また温風温度自体も微調整してくれる。
しかしこれらのボタンを押すことで、手動で好みの風に調節することも可能だ。
あとは通常のドライヤーと同様、髪を乾かしていく。
素人でもプロ並みの仕上がりに
それでは、実際に『ReFa DRYER SMART』を使用した際の効果を紹介したいと思う。
なお、今回は一般的なドライヤー（定価5,000円前後）も使用して、『ReFa DRYER SMART』との仕上がりを比較してみた。
▼『ReFa DRYER SMART』（左）と、一般的なドライヤー（右）。
風呂上がりの髪が濡れた状態で、ドライヤーをあててみる。
一般的なドライヤー
まず一般的なドライヤーを使用した場合について。
▼乾かしている様子
▼一般的なドライヤーで髪を乾かした後の様子。
上画像のように、一般的なドライヤーで普通に髪を乾かした場合、髪がボサボサと広がってしまい、まとまりのない仕上がりとなってしまう。筆者は癖毛の傾向があるため、毛先がクネクネとしてしまっている。これではドライヤー後にヘアアイロンを使う必要がある。
ReFa DRYER SMART
続いて『ReFa DRYER SMART』を使用した場合。
▼乾かしている様子
▼出力は一般的なドライヤーより強力だが、風の当たりは優しく感じた。
本体重量が約475gと軽いおかげで、女性の筆者が片手で使用し続けても、腕が疲れることはなかった。
▼ReFa DRYER SMARTで髪を乾かした後の様子。
いかがだろうか。一般的なドライヤーと比較しても、仕上がりは一目瞭然だ。
まず根本から毛先にいたるまで髪がまっすぐ伸びているうえ、一本一本にまとまりがある。癖毛だがほとんどクネクネしておらず、全体的にピンと伸びているため、ドライヤー後にヘアアイロンを使う必要もなかった。
『ReFa DRYER SMART』使用時の上画像はブラッシングしたワケでもなく、ドライヤー後に軽く手グシで整えた程度だ。にもかかわらず一本一本がまっすぐ伸びている。癖毛でも髪がまとまる点は実に嬉しい。
▼素人でも、まるでサロン帰りみたいな髪質を実現できる。
空気中の分子をイオン化させるイオナイザーを搭載しているおかげか、一般的なドライヤーとは異なり、髪の表面はしっかり乾いていても髪内部は水分を含んだ、しっとりまとまる質感に仕上がっていた。
また、内蔵センサーが環境温度を感知してそれに合わせたプログラムを選択し、作動させる「センシングプログラム」により温風と冷風が自動で切り替えられ、また温風温度自体も微調整されていた。これにより、髪への熱ダメージを最小限に抑え、理想の仕上がりを実現できる。
▼センシングプログラム作動時の様子
この髪質は高温多湿な夏場でも一日中持続した。
時間に余裕のない出勤前の朝でも、ReFa DRYER SMARTで髪を流すだけで美容室並みの仕上がりにすることが可能だろう。
『ReFa DRYER SMART』のまとめ
今回紹介した『ReFa DRYER SMART』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- スタイリッシュでオシャレなデザイン
- 軽量で長時間使用しても腕が疲れづらい
- シットリとまとまりのある仕上がりになる
- 癖毛でも毛先までまっすぐ仕上がる
- 素人でも、まるでサロン帰りみたいな髪質を実現できる
- 温度が自動調節される「センシングプログラム」
悪かった点
- 収納や持ち運び用のポートが付属してほしかった
以上の通り、素人でもサロン帰りみたいな髪質を実現できる高性能ドライヤーとなっている。
記事内で紹介した画像を見ても分かる通り、一般的なドライヤーと比べても、仕上がりは一目瞭然だ。普段と同様に髪を乾かすだけで、シットリとまとまりのある仕上がりになる。
髪質は高温多湿な夏場でも一日中持続するため、時間に余裕のない出勤前の朝でも、ReFa DRYER SMARTで髪を流すだけで美容室並みの仕上がりにすることが可能だろう。
そして本体重量が約475gと軽いおかげで、女性の筆者が片手で使用し続けても、腕が疲れることはなかった。
価格相応と言ったところか、誰でも一線を隠す仕上がりを楽しめるだろう。
毎日美容室に行った気分を味わいたい方には、是非オススメしたいドライヤーだ。
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